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瞳だけで、恋に落ちる

【New York, I Love You】

最近は、すっかりhuluににはまり、海外ドラマや映画を見直す日々。

息子が生まれる前は年間少なくとも100本以上の映画をDVDやブルーレイで観ていた。

しかしここ7年、めっきり見ることもなく。数える程度である。

 

ちょうど息子が生まれた年にアメリカで公開された「New York, I Love You」

1回ケーブルテレビで観た事があった。

 

恋愛オムニバス映画で、11個のエピソードがある。

どれもこれも10分程度と短いのだが、普通の長編映画の見せ場的な感情の機微をじわっと感じさせる部分をぎゅっと濃縮してあって、その前後のストーリーはある程度、観た人が勝手に設定してしまえる自由さもある。

 

11エピソードの中で描いてみたくなったのは今回は、これ。

昔オペラ歌手だった還暦くらいの昔の美女が、昔馴染みのホテルに自殺を図りにやって来たっていうエピソードで、ホテルマン役のシャイア・ラブーフとのシーンが1番心に残った。

 

なぜかって

人と人は年齢も外見も、もしかしたら性別すら関係なく

お互いの瞳をのぞき込むだけで圧倒的な運命の(と錯覚する)恋に

一瞬で落ちることができるのだと

感じることができたから。

 

ストーリーはもはやどうでもいい。

彼は彼女が命を絶とうとしていることをすぐに悟った。

そして、自分が自然と身を投げた。事故なのか、意図的なのかは見えなくてもどうでもいいのだ。一瞬で彼は彼女を愛し守った。

人生は一瞬一瞬でできている。

そして守られたその経験がまた彼女を辛くするのかもしれない。

でもそんなことどうでもいい。

愛は瞳だけで生まれることを信じることができる

素晴らしいエピソードだった。

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「ニューヨーク、アイラブユー」

シェカール・カプール監督作
ジェイコブ:シャイア・ラブーフ
イザベル:ジュリー・クリスティ
ホテルマン:ジョン・ハート